ホーチミンは再びロックダウン!

 ホーチミン市人民委員会は、7月9日午前0時より市内全域に最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が15日間にわたり適用されることを受け、同期間に宝くじの販売と飲食店の持ち帰り及びデリバリーサービスを停止するよう文書で指導した。ホーチミン市は、市内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急拡大していることを受け、首相指示第16号に沿った社会的隔離措置の適用を決定。不要不急の外出を制限し、交通公共機関をストップさせるなど移動も制限した。伝統的なバイクタクシーや配車アプリによる二輪車での旅客輸送サービスも一時停止となる。
 不要不急のサービスは引き続き営業停止となり、市は今回の首相指示第16号の適用に際し、これまで制限されていなかった宝くじの販売と飲食店の持ち帰り及びデリバリーサービスも停止させることを決めた。
 安全規定を順守せず、正当な理由もなく外出した場合は罰則が科される。市内の各レベル自治体は、24時間体制でパトロールを強化して違反者の摘発に注力する。 市内の伝統的市場と卸売市場については、感染予防対策で安全が確保されるまでの間、一時閉鎖の措置が取られている。生産工場や道路工事、医療、金融、通信、日用品の販売など必要不可欠なサービスについては営業を続けることが認められている。